2008年 01月 19日
南イタリア便り vol.08 Sila Greca カラブリアにはスキー場。
|
Ciao a tutti !! sono giulia.
イタリアのつま先部分にあたるカラブリア州。 シチリアとは目と鼻の先、まさしく南イタリア。 海辺のリゾート地が周りを囲み、暑いイメージが強いが、内陸部は嶮しい山岳地帯が広がり、スキー場もある。
ちょうど私が滞在してた頃は、イタリア全土に大寒波、南イタリアも雪模様。去年の暖冬からは想像もつかない有り様だ。
本日の目的地は、とあるところ。この場所に行くには、イタリアの高速道路A3を使い、ルート106を使えば容易に行ける場所だ。だが、同じ道を通りたくないというドライバーの心意気と、また、我が友人イタリアーノが、「この時期のこの気候だからこそ、通る価値のある道がある」という名ガイドっぷりに、チェーンもはかずに SILA GRECA や SILA GRANDEの山道を突き進むこととなる。 いくつものアップダウンを繰り返し、山越えをし、猟銃を持った狩人達に出会い、窓を開けたら、耳が凍りつくような寒さの中を車は走る。
山の頂上に出たか?といったところで、突然、視界が晴れた。
息を呑むとはこういうことかもしれない。 思わず、外に飛び出した。 冷たく非常に寒い。
自分の周りは雲海に包まれ、遠く向こうに、カメラを向けると、雲の上は、こんなにも青く、太陽が燦々と照らしている。 ただただ見とれていたら、飛行機雲。
あまりにも出来すぎている。 こんなに、美しく、神は存在するのかもしれない。 なんて、こんな時ばかり思う。
撮っても撮ってもたまらない程の美しい模様。 シャッターを切ってる間にも、足元の雲は常に動き、自分の居るところと空の青さを確認しないとおそろしさを感じる。 山水画のようだ。
これを見せたかった為に、一か八かの確立で連れてきてくれたことに感謝。
30分程、この澄んだ空気と寒さに身を置いて、車は目的地へとめざす。
雪溶けの道を走り続ける。時々、野生の動物、特にリスが顔を見せてくれて、持参のキャットフードを投げてはみるが、もちろん知らんぷり。 こんなでこぼこ道を約3時間程度走り、坂を下り始めたところで、町に出会う。
イタリアは、長い歴史の中、侵略を繰り返されてきた。ここで書ききれないので簡略するが、穏やかな地中海に囲まれたこの土地は、海からの敵が多い。海からのさまざまな部族らは、原住民の財産を侵すばかりか、マラリアなどの怖い伝染病も連れてくる。そんな状況から身を守るため、人々は、敵に侵されにくい、山や砦となってくれる場に生活を移す。
そんな歴史背景を少しだけでもインプットされていると、この画像のような場所に、家々が立ち、暮らしが成立している歴史的理由が分からなくないでもない。
この町がどこであるかは、長くなったのでまた次回にて。
ソレデハ。 本日の美味しい画像。
パスタとワインだけの食事。 イタリア人の友人らと合流していると、料理自慢の輩が多いので、外で食事する機会も少なくなります。 家庭料理の大好きなわたくしは、料理をしている横にたってレシピを盗みながら、ワインを片手におしゃべりしている時間も穏やかで極上な時。
ここのレストランは、コセンツァの中心地にあります。 この辺の人は、あまり外食をしないのかな?と思うくらいに、リストランテの看板が少なかった。
Penne alla nonna (おばぁちゃんのペンネ)。イメージで言うとカルボナーラ。 豚肉の頬の部分と玉ねぎ、卵にたっぷりのパルミジャーノでこってりとした一皿。 ずっしりとした土のかほりのワインとよく合います。
お次は、 Fettuccine ai funghi porcini freschi (フレッシュポルチーニ茸の生パスタ)。日本では、なかなか生のポルチーニには出会えませんね。乾燥で代用するか、冷凍のポルチーニ茸を使用するか。 この生のポルチーニは、フレッシュであるからこその醍醐味があります。 厚めにカットして、ぷるんぷるん、とろんとろん。 やっぱりフレッシュだからこそ、手打ちパスタを合わせたいところ、少量の玉ねぎ、ポルチーニの甘みと香り、バターが混ざりあって、 あーーーーーーーうまい。 本気で美味い。
フォークで平たい麺をくるくるっと巻きつけ、ポルチーニたっぷりのソースを口の中に運ぶ。合格!
これは、弊社の製品で、「Crema di porcini e Tartufo bianco(3%)」(ポルチーニと白トリュフのクリーム) です。 白トリュフが3%の配合のタイプですが、80%以上のポルチーニが含まれているので、日本では入手困難なフレッシュの代用品としてぴったりです。 フレッシュとは異なりますが、添加物は一切含まれていないことから、開封後は、表面をオリーブオイルで覆い、冷蔵庫で保管して、10日以内にお召し上がりください。
パスタ以外にも、豚肉を焼いた後の肉汁に、このソースを落として、日本のキノコを炒めたら、「豚肉のキノコソース(ポルチーニとトリュフの風味)」なんていうオシャレな一皿の完成です。
出汁で溶いて、しゃぶしゃぶのタレにしても、一風変わった イタリアンなしゃぶしゃぶ鍋に変身。
ご興味ある方は、コチラをクリックしてください。よろしくお願いします。
* ポルチーニと白トリュフのクリーム (3%) 80g
* ポルチーニと白トリュフのクリーム (10%) 80g
* ポルチーニと白トリュフのクリーム (10%) 30g ピッコロサイズ
南イタリア紀行、まだまだ続きます。
grazie!! どうもありがとうございます。
イタリアのつま先部分にあたるカラブリア州。 シチリアとは目と鼻の先、まさしく南イタリア。 海辺のリゾート地が周りを囲み、暑いイメージが強いが、内陸部は嶮しい山岳地帯が広がり、スキー場もある。
ちょうど私が滞在してた頃は、イタリア全土に大寒波、南イタリアも雪模様。去年の暖冬からは想像もつかない有り様だ。
本日の目的地は、とあるところ。この場所に行くには、イタリアの高速道路A3を使い、ルート106を使えば容易に行ける場所だ。だが、同じ道を通りたくないというドライバーの心意気と、また、我が友人イタリアーノが、「この時期のこの気候だからこそ、通る価値のある道がある」という名ガイドっぷりに、チェーンもはかずに SILA GRECA や SILA GRANDEの山道を突き進むこととなる。 いくつものアップダウンを繰り返し、山越えをし、猟銃を持った狩人達に出会い、窓を開けたら、耳が凍りつくような寒さの中を車は走る。
山の頂上に出たか?といったところで、突然、視界が晴れた。
自分の周りは雲海に包まれ、遠く向こうに、カメラを向けると、雲の上は、こんなにも青く、太陽が燦々と照らしている。 ただただ見とれていたら、飛行機雲。
あまりにも出来すぎている。 こんなに、美しく、神は存在するのかもしれない。 なんて、こんな時ばかり思う。
これを見せたかった為に、一か八かの確立で連れてきてくれたことに感謝。
30分程、この澄んだ空気と寒さに身を置いて、車は目的地へとめざす。
雪溶けの道を走り続ける。時々、野生の動物、特にリスが顔を見せてくれて、持参のキャットフードを投げてはみるが、もちろん知らんぷり。 こんなでこぼこ道を約3時間程度走り、坂を下り始めたところで、町に出会う。
イタリアは、長い歴史の中、侵略を繰り返されてきた。ここで書ききれないので簡略するが、穏やかな地中海に囲まれたこの土地は、海からの敵が多い。海からのさまざまな部族らは、原住民の財産を侵すばかりか、マラリアなどの怖い伝染病も連れてくる。そんな状況から身を守るため、人々は、敵に侵されにくい、山や砦となってくれる場に生活を移す。
そんな歴史背景を少しだけでもインプットされていると、この画像のような場所に、家々が立ち、暮らしが成立している歴史的理由が分からなくないでもない。
この町がどこであるかは、長くなったのでまた次回にて。
ソレデハ。 本日の美味しい画像。
パスタとワインだけの食事。 イタリア人の友人らと合流していると、料理自慢の輩が多いので、外で食事する機会も少なくなります。 家庭料理の大好きなわたくしは、料理をしている横にたってレシピを盗みながら、ワインを片手におしゃべりしている時間も穏やかで極上な時。
ここのレストランは、コセンツァの中心地にあります。 この辺の人は、あまり外食をしないのかな?と思うくらいに、リストランテの看板が少なかった。
Penne alla nonna (おばぁちゃんのペンネ)。イメージで言うとカルボナーラ。 豚肉の頬の部分と玉ねぎ、卵にたっぷりのパルミジャーノでこってりとした一皿。 ずっしりとした土のかほりのワインとよく合います。
お次は、 Fettuccine ai funghi porcini freschi (フレッシュポルチーニ茸の生パスタ)。日本では、なかなか生のポルチーニには出会えませんね。乾燥で代用するか、冷凍のポルチーニ茸を使用するか。 この生のポルチーニは、フレッシュであるからこその醍醐味があります。 厚めにカットして、ぷるんぷるん、とろんとろん。 やっぱりフレッシュだからこそ、手打ちパスタを合わせたいところ、少量の玉ねぎ、ポルチーニの甘みと香り、バターが混ざりあって、 あーーーーーーーうまい。 本気で美味い。
フォークで平たい麺をくるくるっと巻きつけ、ポルチーニたっぷりのソースを口の中に運ぶ。合格!
これは、弊社の製品で、「Crema di porcini e Tartufo bianco(3%)」(ポルチーニと白トリュフのクリーム) です。 白トリュフが3%の配合のタイプですが、80%以上のポルチーニが含まれているので、日本では入手困難なフレッシュの代用品としてぴったりです。 フレッシュとは異なりますが、添加物は一切含まれていないことから、開封後は、表面をオリーブオイルで覆い、冷蔵庫で保管して、10日以内にお召し上がりください。
パスタ以外にも、豚肉を焼いた後の肉汁に、このソースを落として、日本のキノコを炒めたら、「豚肉のキノコソース(ポルチーニとトリュフの風味)」なんていうオシャレな一皿の完成です。
出汁で溶いて、しゃぶしゃぶのタレにしても、一風変わった イタリアンなしゃぶしゃぶ鍋に変身。
ご興味ある方は、コチラをクリックしてください。よろしくお願いします。
* ポルチーニと白トリュフのクリーム (3%) 80g
* ポルチーニと白トリュフのクリーム (10%) 80g
* ポルチーニと白トリュフのクリーム (10%) 30g ピッコロサイズ
南イタリア紀行、まだまだ続きます。
grazie!! どうもありがとうございます。
by rossapassione
| 2008-01-19 01:21
| da giulia.<ジュリア婆から>